沖縄来たなら「泡盛」を飲むべし
▶攻略レベル 5
せっかく沖縄きたのなら、オリオンビールやトロピカルカクテルも
いいけれど、やっぱり泡盛を飲んでみよう。
その奥深い味わいにきっとはまるはず。
泡盛ってどんなお酒?
1. 原料にタイ米を使用する。
2. 黒麹菌を用いる。
3. 仕込みは1回だけの全麹仕込みである。
4. 単式蒸留機で蒸留する。
古酒(クース)とは?
泡盛の大きな魅力は、年月をかけて熟成させれば素晴らしい古酒に育っていくことです。沖縄では、甕やビンに入れて熟成させることを「寝かせる」とよく表現しますが、寝かせば寝かすほど香りも甘くなり、口に含んだときの舌触りもまろやかになります。
では、泡盛はどれくらい熟成させれば古酒といえるのでしょうか。
現在の規定では、3年以上熟成させた泡盛が、全量の50%を超えていれば「古酒」と表記してよいことになっています。
蒸留して3年未満の泡盛は「一般酒」と呼ばれ、いわゆる日常で手頃に飲める泡盛として幅広く流通しています。
つまり、「古酒」とだけ表記されている泡盛は、3年以上の古酒と一般酒のブレンドといえます。
泡盛の飲み方
泡盛のスタンダードな飲み方、それはやはり水割り。
新酒や若い古酒などを飲むのに最適な飲み方。
泡盛のまろやかな風味を味わえる。
沖縄の人は水割りが定番。割合は泡盛5:水5や泡盛3:水7が一般的です。
年代物の古酒などを飲むのにオススメな「ストレート」
混じりけのない酒の味をストレートで味わえるので、
その泡盛のクセや特徴などがとても感じやすい。
古酒の芳醇な香りや味わいなどをじっくり味わう。
水で割ってしまうなんて勿体無い。
おすすめの泡盛
残波マイルド(ざんぱ)
減圧蒸留という製法によって造られている「残波 マイルド」。
沖縄では残白(ザンシロ)の愛称で親しまれてます。
女性にも支持され、沖縄では圧倒的な人気を誇る。
とても飲みやすく、泡盛初心者の方でもグイッといけますよ。
菊之露 (きくのつゆ)
泡盛がもつ本来の独特の旨み・風味をストレートに表現した若酒。
カッときてゴリッとくるが、それがまた良い。
カリー春雨
グラスに注いだ直後は、米の旨みに似た香ばしい香りを感じますが、時間の経過とともにバニラのような甘い香りが次第に出てくる複雑で濃厚な香り。
口に含むと30度の度数が気にならないほど口当たりが柔らかい。
カリーとは沖縄の方言で「めでたい」などの意味。
泡盛に合う「沖縄料理」
チャンプルー
チャンプルーは、野菜や豆腐などを炒めた沖縄料理。
チャンプルーとは沖縄方言で「混ぜこぜにした」というような意味であり、野菜や豆腐に限らず、さまざまな材料を一緒にして炒め合わせる。
「ゴーヤーチャンプルー」「タマナーチャンプルー」などのように主な材料の名を冠して呼ばれることが多い。
島らっきょう
一般的なラッキョウより小型で細く、ネギに似た強い辛みがあり、主に塩漬けして鰹節をかけて食べる。
てんぷらや玉子とじのように、ネギやタマネギと同様の調理法でも食べられている。
豆腐よう
島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品である。
麹菌発酵の効果で酒とエダムチーズを合わせたような味わいが特徴。
より熟成が進んだものほど、豆腐の味はしなくなる。
泡盛と共に供するのが最高の組み合わせといわれているが、ビールや焼酎などともよく合う。
箸や楊枝で少量そいで食べるのが良いとされる。